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これからはじまる、お料理教室の今月のレッスンは“食べるラー油”が主役。 それにあわせて、真夏にぴったりなアジアンテイストなお料理をいくつか... ということでご用意したお料理のひとつが、小龍包。 実は小龍包。 点心のなかでも、最も難しいとされているもののひとつなのです。 それを、夏の特別レッスンでやってしまおう、というのが 無謀といえば無謀なのかもしれません。(わー、ごめんなさい) とりあえずは、段取りなどを把握するために、 通常、レッスンの前に、必ずひととおりのお料理を試作して、 さらにレシピの再チェックをおこなうのですが、 今日、小龍包を、さまざま確認しながら、丁寧に作ってみました。 小龍包は、皮がひろく市販されているわけではないので、 まずは、皮を手作りするところから始めます。 餃子の皮をつかって...という方法も、ないわけではないのですが、 まったく違ったものになってしまうので、やはりここは手作りにこだわります。 こねて、寝かせて、そして伸ばして、切って...。 こうして、小さくカットされた生地を、さらに麺棒でまあるく伸ばして、 挽肉の餡をのせて、ひだをよせながら、手早く包んでいきます。 小龍包といえば、ひとたび口に入れたとたんに、 じゅわっ、とあふれでる、あの旨味のある熱いスープが特徴ですが、 あれは、餡をゼラチンで適度にかためてあるのです。 それが、蒸されることによって、皮のなかで溶けだして...というわけですね。 皮に、その餡を包む行程は、思いのほか難しく、 特にこの季節、暑さのために、包むそばからゼラチンが溶けはじめるのです。 また、餃子とちがって、小龍包の包み方は、慣れるまでが相当厄介。 実は今日、一緒に試作を手伝ってくれていた娘も、 「ぜんぜん、できないよ〜」 と、イライラ、半泣き(笑) やっとの思いで、かたちになったのが、上の写真の2つだそうです...。 苦しまぎれに、なんとなくつじつまがあったような格好ですが、 なんとなく、それらしく見えるでしょうか、どうでしょうか...(笑) ダメもとで蒸し上げた小龍包ですが、 蒸し上がってみると、それなりに見られるかたちになっていたのが不思議です。 あつあつを、酢醤油と針生姜で、さっぱりといただきます。 これもまた、あつあつのうちに...というのが大切です。 娘とふたり、手作りの小龍包でお昼ごはんにしたのですが、 娘は、すっかり疲れきっていました。小龍包で体力消耗し尽くしたようです。 あ、でももちろん、あつあつの手作り小龍包は、なかなか美味しかったですよ! しかし、そんなわけで、今月のレッスンで小龍包、というのは如何なものか... という反省に至ってしまいました。 ただ、このブログをご覧になって、 「むしろ、挑戦してみたい! 」 と思う方も、きっといらっしゃることと思います。 それならば、せめて、生地がダレず、ゼラチンの溶けにくい季節をえらんだほうが、 さらに作りやすく、おいしく作れるように思います。 そんなわけで、今月のレッスン内容は、大変申し訳ないのですが、 少々変更をして、小龍包のかわりのおいしいチャイニーズを、 そして、生徒さんたちのご希望もお聞きしたうえで、 あらためて小龍包のレッスンの機会をもうける(かも?)...という方向で 検討したいと思っています。 何卒ご理解のほど、よろしくお願いします。 今月も、おいしくて愉しいレッスンで、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
by ystable
| 2010-08-17 23:03
| お料理教室
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