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お正月特別レッスンがはじまりました。 おせちのレッスンは、なるべく年内に終了して、年末にはぜひ、おうちでも おいしいおせちを手作りしてほしい...という願いのもと、ふだんよりも余裕のない スケジュールになっていますが、1/7(土)に、追加枠をもうけておりますので 年内のご参加が難しい方は、ぜひこちらもご検討くださいね。 さて、お正月特別レッスンのAコースは、日本の伝統おせち。 Y's Table.はじまって以来、この季節の定番メニューとなっています。 おせちは和食の基本が、たっぷりと詰まっています。 お正月だけでなく、ふだんの食卓にもご活用いただけたら嬉しいです。 ............................................................................................................... 心をこめてつくる、伝統おせち ・祝い肴三品(田作り・数の子・黒豆) ・柚子風味の伊達巻き ・鶏の松風焼き ・ぶりの照り焼き ・海老の甘煮 ・筑前煮 ・栗きんとん ・サーモンの大根巻き ・金柑の甘煮 ・きなこと焙じ茶の黒糖ぷりん ............................................................................................................... お正月は、おめでたい雰囲気にしたくて、我が家では毎年、赤・白・黒...という 「和」を感じるきりりとした色合いのなかに、ゴールドをさす、といった感じです。 漆や、南部鉄の朱、そして、南天や千両の朱赤の実の色もあいまって めでた尽くしのテーブルとなりました。 来年の干支は「龍」ですね。 ところどころに、龍のアイテムがちりばめてあります。気がついていただけたかな? 「おせち」というと、市販の甘い味つけを想像し、敬遠してしまう方も多いのかもしれません。 本来おせちとは、お正月の贅沢な保存食であり、お砂糖が貴重だったその当時、 「甘い」ということは、最高の贅沢だったのですね。 「甘い」と書いて「うまい」と読ませるのは、そのためです。 そんなわけで、甘いからイヤだなんて、時代の先達が聞いたら憤慨しますね、きっと(笑) でも、味つけをお好みで調節できることこそが、手作りの醍醐味でもあります。 伝統を知りつつ、ご家庭の味をつくっていくことができたら、素敵なことですね。 今回ご紹介する、栗きんとんも伊達巻きも、すべて甘さは控えめ。 伊達巻きには、柚子をきかせてさっぱりと、お洒落な風味に仕上がっています。 田作りも、カシューナッツやピーナッツなど、ナッツ類をあわせることで ワインとの相性もよさそうな、おつまみ感覚です。 楽しみながら、おせちに親しんでいただけたら嬉しく思います。 それから、忘れてはならない大切なことがひとつ。それは、三ツ肴の存在です。 黒豆、田作り、数の子...の三品を、三ツ肴または祝い肴とよび、 これらをなくして、おせちは成り立ちません。 おせち料理のすべては作れなくても、この三ツ肴さえ用意できれば年を越せるほどです。 そしてこの三ツ肴は、お重のなかでも同じ段に、近くに寄せて配置してくださいね。 それからもうひとつ。 伝統的なおせちは、お重のなかにぎゅうぎゅうに詰めることがしきたりです。 お重というのは、富の象徴なのですね。ですから、すかすかは寂しいのです(笑) モダンなアレンジとして、お重にお洒落にコーディネートしたりするのは 素敵な“お正月料理”として楽しむことにして、 今回のレッスンでは「おせち」の重箱使いについても、あわせてご紹介しますね。 ...ぎゅぎゅっ、と詰めつつ、お洒落にというのは、存外に難しいのです。 生粋の和食のおせち料理ですが、お重をかこんで、皆さん本当に楽しそうでした。 「お酒が飲みたくなる〜」 という声が聞こえたり、 「目からウロコが落ちました」 と言っていただけたり...と、とても喜ばしいご感想をたくさん頂戴しました。 お正月のデザートとしてもぴったりな、焙じ茶のプリンもお気に召していただけたようで よかったです! 優しい甘さの大人なデザートで、私も大好きなスイーツのひとつです。 ...そうそう。 今回、こちらでのご紹介からは漏れてしまいましたが、金柑の甘煮もおいしくできました。 こちらの金柑を使って、来月はおいしいスイーツをご紹介できれば...と思っていますので ぜひ、おうちでも金柑の甘煮を手作りして、愉しみに待っていてくださいね! 次回は中華のお正月をご紹介します。 こちらもお愉しみに!
by ystable
| 2011-12-18 13:20
| お料理教室
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