リンク
カテゴリ
お料理教室Y'sTable. お知らせ おいしいものもの お料理教室 フォトレッスン 特別レッスン 日々のこと つくってみよう 夫のお弁当 きょうの晩ごはん 夫のお昼ごはん おうちでY's Table. 以前の記事
2024年 02月 2024年 01月 2023年 09月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 01月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 more... ライフログ
最新の記事
ブログジャンル
|
いよいよ、新しい年の幕開けへのカウントダウンがはじまりました。 お料理教室Y's Table.も、無事に年内のレッスンを終了し、 我が家は目下、大掃除におせちの準備に...と、大わらわの日々です。 さて、こちらは無事に年を越せるのでしょうか...。笑 今年最後のレッスン、お正月特別レッスンは、 日程の都合上、年明け早々に後半のレッスンがおこなわれますが、 年内におせちのレッスンを受講された皆様には、 ぜひ、お重のなかに、一品でも手作りのお料理を加えていただけたら嬉しいです。 折しも、イブの日からはじまったこちらのレッスン。 街はイルミネーションの灯りが煌めき、クリスマス一色でしたが、 お教室は、ひと足お先に、お正月の風情で皆様をお迎えいたしました。 きりりとした白のクロスに、黒のセンター。 そして、朱塗りのお椀に、南天の朱赤を差し色に、 衿を正していただきたくなるような、凛としたテーブルです。 定番となりつつある、おせちのレッスンですが、 今年はちょっぴり趣向を変えて「おもたせ」をテーマにしてみました。 お教室で作ったおせち料理の数々を、 タッパーに入れてお持ち帰りになるのは、どことなく味気ないものです。 重箱に詰められたまま、おうちに持って帰れたら、ご家族もきっと嬉しいだろうな。 おせちを、そのままおもたせとしてプレゼントしてもらえたら、幸せだろうな。 ...と、そんな、さまざまな思いがあって、 可愛らしい木箱を誂え、お手製の熨斗をつけたラッピングとともに、 そのままお持ち帰りいただくスタイルを実現しました。 それでは12月のレッスン、Aコースの様子をこ紹介していきたい思います。 ----------------------------------------------------------------------------- 「おもたせ箱詰めおせち」 基本の伝統おせち ・柚子風味の伊達巻き ・鶏の松風焼き ・ぶりの照り焼き ・栗きんとん ・海老の甘煮 ・筑前煮 ・ナッツ田作り ・数の子 ・サーモンの大根巻き ・金柑のコンポート ・黒豆と、黒豆の松葉刺し ・銀杏の松葉刺し ・関東風、我が家の小さなお雑煮 ・金柑の招福小鯛焼き ----------------------------------------------------------------------------- まずは、お教室はじまって以来、人気の伊達巻きと松風焼きです。 ぜひ作っていただきたいので、こちらでご紹介しますね。 甘ったるくて、べったりとした市販の伊達巻きが苦手...という方は多いようです。 ここでは、柚子の風味をきかせて、贅沢な白身魚をたっぷりと使い、 オリジナルな大人の伊達巻きに仕上げました。 甘すぎず、お口のなかでふわっと広がる柚子の香りは、とても上品で これまでの伊達巻きの概念が覆される...かもしれません。自慢のレシピです。 鶏の松風焼きも、お正月の定番ですね。 扇形にカットして竹串に刺すと、なんともおめでたい風情になります。 そして、いり鶏とも呼ばれる“筑前煮”です。 色どりよく、また、それぞれの素材のカットの仕方などにもこだわって、 普段のお惣菜より、ちょっぴりおめかしの筑前煮を作りましょう。 そして、忘れてはならないのが、三ツ肴。 祝い肴とも呼ばれる三品ですが、黒豆、数の子、田作りの三種をさします。 これら三品が入らないお重は、おせちとは呼べないと云われるほどで、 三ツ肴さえあれば、お正月が迎えられるほど大切な存在とされてきました。 おせちは、和食の基本がたっぷり詰まっています。 どのお料理も、ひとつひとつは、普段のお惣菜としても愉しめるものばかり。 でも、せっかくのお正月なので、お料理もちょっぴりおめかししたいもの。 ひと手間かけて、丁寧に野菜などの飾り切りを添えることで、 見違えるほど晴れやかで、おめでたい雰囲気になります。 重箱の蓋をあけたとき、玉手箱をあけたような...、そんな笑顔がこぼれますように。 こうして完成したお料理の数々を、 箱のなかに、お正月にちなんだ葉ものや花実などと一緒に、 美しく詰め合わせていきます。 お重は、プレートのように空間をいかしてすっきりとさせるのではなく、 ぎゅうぎゅう詰めになっていることが、富の象徴と伝えられています。 ぜひ、所狭しと、お正月の「おいしい」を贅沢に詰め込んでくださいね。 そうそう、忘れてはならないのがこちら。 関東風の...、いえ、我が家風の小さなお雑煮です。 関東風のお雑煮は、お醤油仕立てのすまし汁で、 鶏肉や菜っ葉、大根、人参などの具とともに、焼いた角餅を入れますが、 千葉では、ここに“はばのり”という海苔を入れるのが特徴です。 この頃は、たいへん贅沢な海苔となってしまいましたが、 我が家では、このはばのりに、ごりごりと削った鰹節をあわせて、 各自、お好みでトッピングしていただきます。 ...この、はばのりがなければ、お雑煮という気がしないほどなのです。 今回は、春らしく菜の花も浮かべてみました。 そして、Aコースのおやつは...、初めてのご紹介となる“鯛焼き”です。 今回、おもたせをテーマにしていたため、和のおもたせスイーツとして、 ふと、思い浮かんだのが、こちらの鯛焼きでした。 実は、おせちだけでも盛りだくさん過ぎる内容なので、 スイーツは簡単に、遊び感覚で...と思っていたのですが、 思いがけず、こちらの鯛焼きが大人気で、私たちも驚いています。笑 単純ではあるものの、存外に焼きが難しかったようで、 皆さん、愉しみながら焼いてくださっていたのが印象的でした。 少しくらいあんこがはみ出てしまっても、生地が焦げついてしまっても、 手作りの焼きたて鯛焼きは、贅沢なほど美味しいのです。 おなかの中に、とろんとした食感の金柑のコンポートを入れて 甘い餡と、すっきりとした柑橘の酸味との相性が絶妙なのでした。 こうして、お重にすべてのお料理を詰め合わせ、 鯛焼きが焼き上がった頃には、すっかりと日が暮れていましたが、 無事にお正月の準備ができたような、清々しい達成感に包まれるようでした。 おせちは、久助をひと口ずつ試食していただき、 箱詰めのものは、丁寧に蓋をして、紅白の紙紐できゅっと結び、 お持ち帰り用にしていただきました。 皆さんが、手の中に大切そうに抱えている様子をながめていたら、 私たちまで、とてもあたたかな気持ちになりました。 今年のおせちレッスン、いかがでしたでしょうか。 年内のレッスンはすべて終了していますが、 年明けも、まだまだおせちレッスンは続きます。 鬼に笑われそうですが、申年のお正月をめざして、またはお年賀に...と、 ご興味のある方は、まだ間に合います。ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。 今年も、皆様にあたたかく支えていただきながら、 無事にすべてのレッスンを終えることができましたこと...、心より感謝しています。 来年も皆様のテーブルに「もっとおいしい」をお届けできるよう努めてまいりますので、 これからも、どうぞよろしくお願いします。 そして、よいお年をお迎えくださいね。 どうもありがとうございました!
by ystable
| 2014-12-30 23:42
| お料理教室
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||