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夏の声を聴くと、さっぱりとしたぬか漬けが食べたくなります。 冬は白菜の塩漬けやキムチ、夏はきゅうりや茄子のぬか漬け...というのが、ごはんのとも。 とりわけ夏は、食欲も落ちるし、どうしてもさっぱりとしたものが食べたい。 そんなときは、つるりと日本蕎麦に、ぬか漬けであっさりと...というのが、もう我が家の定番となっています。 こんなことがありました。 近所の、もう70歳をとうに過ぎたおばあちゃんが、おいしいぬか漬けをお裾わけしてくださいました。 後日、「とってもおいしかった!」と伝えたところ、そのぬか漬けは、彼女が嫁ぐときに、お嫁入り道具のひとつとして、お母さまが持たせてくださった、代々守り継がれてきたぬか床で漬けたものだと話してくださいました。 かれこれ何十年も、大切に、大切に、守りつづけてきたぬか床なのですね。 どうりで、おいしいはずです。ほんとうに、頭の下がる思いです。 こんな素敵なお話を聞くにつけ、私も、ぬか床を守りたい! と意気込むのですが、なにしろ、夏のあいだしかぬか漬けを作らないもので、1シーズンでだめにしてしまうのですね。 そんなズボラな私ではありますが、おいしい“ぬか床”にはこだわりたくて、重宝しているものがあります。 「麹屋甚平」の熟成ぬか床です。 からだにやさしいぬか床で、オーガニックショップなどで扱っています。塩加減もちょうどよくて、初めてぬか漬けを作ろう、という方にも失敗なく、おいしく作れると思います。 こんなふうに、大きめのタッパーウェアに、ぬか床とお野菜を入れて、漬けこみます。8時間くらい寝かせると、ちょうどいいぬか漬けができあがります。 そうそう、これは「鉄玉子」です。変色しやすい茄子ですが、鉄錆の作用によって、美しい茄子紺を保ってくれるのです。昔は古釘を入れていたのですよね。いまはすっかり、手に入らなくなってしまいましたね。 こちらは、麹屋甚平さんでしょうか。大きい樽で、ぬか漬けを作っているのですね。思えば私も幼いころ、祖母が、大きい樽でぬか漬けを漬けていたのを思い出します。そんなふうにして、我が家の味というものが守られていたのですね。 ...お嫁入り道具に、ぬか床。なんだか、心あたたまる風習ですね。私は、この「麹屋甚平」を持たせてあげればいいか。(怒られちゃうかな) ぬかみそ臭い女って、いまとなっては、ものすごくいいオンナですね。私は、ほど遠いような気がします...。
by ystable
| 2010-05-23 21:50
| おいしいものもの
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Comments(2)
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junju5-8 at 2010-05-25 20:11
はじめまして! junjuと申します。
私も麹屋甚平でぬか漬けはじめました。 エキサイト検索でこちらのブログに来たのですが、落ち着いてとても素敵なブログですね。 初めてでなんですが、リンクさせてもらえると嬉しく思います。
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ystable at 2010-05-25 23:19
junju5-8さん、はじめまして、こんにちは。
コメント、どうもありがとうございます。 junju5-8さんも、麹屋甚平なのですね! おいしいお漬物があると、ごはんが何杯でもいただけてしまいますよね。食欲が衰えることを知らず、こまってしまいます...。 junju-58さんのブログも拝見しました。仲良しご夫婦とおいしいごはん、いいですね。これからも、ときどき遊びに行かせてくださいね。 こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
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