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暮れも押し迫ってきましたね。 Y's Table.の年内のレッスンも、いよいよ残すところわずかとなりました。 お正月を寿ぐテーブルを、1週間だけ早くご堪能いただいておりますが、 皆さま、お愉しみいただけましたでしょうか。 ここでは、お教室はじまって以来の定番、 「心をこめて作る、伝統おせち」をご紹介していきたいと思います。 今年は、開催日程が少なかったということもあり、 Aコースの伝統おせちの回は、1枠のみ...という稀少なレッスンでしたが 2014年バージョンのおせちスタイルも、また素敵でした。 Aコースのテーブルは、 先にご紹介しましたBコースとは、また異なり 白いクロスに、テーブル花のかわりに餅花...というシンプルさでしたが 清楚ななかにも、華やいだお正月の雰囲気が浮かび上がり とても素敵な空間となりました。 それでは、今月のAコース 「心をこめて作る、伝統おせち」をご紹介します。 ------------------------------------------------------------------------- 「心をこめて作る、伝統おせち」 ・祝い肴三種 (田作り・数の子・黒豆) ・柚子風味の伊達巻き ・鶏の松風焼き ・ぶりの照り焼き ・海老の甘煮 ・筑前煮 ・栗きんとん ・サーモンの大根巻き ・金柑の甘煮 ・宇治抹茶と黒豆の浮島 ------------------------------------------------------------------------- おせちにかかせない存在の、三ツ肴。 祝い肴ともよばれ、田作り、数の子、黒豆の三種のことを言います。 この三つが入っていなければ、おせちとは呼ばず また、この三つは、近くに寄り添うようにして盛りつけることとされています。 お重に詰めるなら、なるべく近くに そして、これだけを別盛りに...というのもよいと思います。 ここでは、お重にも、そして陶の長皿にもダイナミックに盛りつけてみました。 漆黒の黒豆が、鮮やかな黄色の柚子カップのなかで 美しくはえますね。 お皿のうえに、松や南天、千両などをあしらったり、 紅白の懐紙などをつかったりすることで、 お正月の雰囲気がさらに盛り上がり、おめでたいひと皿に仕上がります。 お重のなかには、これはもう、我が家のおせちの定番、 松風焼きに栗きんとん、海老の甘煮に伊達巻きなどなど...、 手作りならではの、おいしいお料理の数々が詰められていきます。 とりわけ“柚子風味の伊達巻き”は、毎年大人気。 こちらは、昨年出版された著書でもご紹介させていただいたお料理のひとつですが、 市販の伊達巻きを苦手と感じていた方も、目から鱗が落ちるようで 本当にご好評いただいております。 (著書でも丁寧にレシピをご紹介していますので、ぜひご一読くださいね ) 完成したお料理は、お重のなかに、 バランスを見ながら、また、お正月らしい自然の葉などをつかい 仕切りなどの工夫をしながら、美しく詰めていきます。 壱の重には、こまごまとしたお料理の数々を 弐の重には筑前煮を、それぞれ色どり鮮やかに詰めて、 新年のテーブルの主役に。 蓋をせずに、このまま家族で、または親しい方々といただくのなら お重の盛りつけも、動きのあるのびやかな雰囲気に仕上げることで、 地味になりがちなおせちも、よりおいしそうに、愉しい雰囲気に...。 こうして見ると、おせちは和食の基本が詰まっているのですね。 年に一度、丁寧におだしをひいて、やわらかな香りに包まれながら ひとつひとつのお料理を、心をこめて仕上げていくというのも、またよいものです。 おせち離れと言われる昨今ですが、今年一年を振り返りながら 年末に台所で過ごす時間は、とても貴重で幸せのような気がします。 レッスンでは、お重の詰め方はもちろんのこと、 おせちを素敵なワンプレート仕立てにするアイディアもご紹介します。 大きめなプレートを選び、なるべく、外側に余裕がでるようにして 色どりよく、高低をつけてリズムのある盛りつけを心がけましょう。 ここでも、絵を描くように、自然の枝葉をのびやかに添えると効果的です。 ...とはいえ、おせちの盛りつけは難しいですよね。 レッスンでは、本当に一年ぶりのぶっつけ本番なので、 限られた時間のなかでの、お重とワンプレートの同時進行を 実はかなり緊張しながら仕上げているのです...。 こうして完成した、おせちのテーブル。 餅花の枝の下、華やかな和食がならぶテーブルの様子は、 まるで、ひと足早く春が来たような、そんな初春の雰囲気たっぷり。 手作りのおせちは、どれも優しい味で、 普段のお惣菜をいただくような気持ちで、親しみをもっていただけます。 「お弁当に持っていきたい」 という嬉しい声もいただきましたが、実は、毎年お弁当にされる方も多く、 特別過ぎることのない、あたたかな味に仕上がるおせちレシピは、 毎年、本当にご好評をいただいています。 今年、受講できなかったという方は、来年ぜひ! そして、おせちに似合う、お正月らしい和スイーツということで 今年は“宇治抹茶と黒豆の浮島”をご紹介。 抹茶をつかったお菓子は、久しぶりですね。 鶯色の、ほこほことした生地に黒豆...という景色が、なんとも早春です。 先日お花屋さんで購入した蝋梅の蕾も、だいぶ花開き 可憐な黄色い花とその香りにも、早春を感じて癒されています。 年末とはいえ、早くも春の訪れに思いを馳せる、今日この頃。 新しい年も、よい年であることを願うばかりです。 先日、こちらのブログでもご紹介しました、 ホリデーシーズンの、チョコレートキャンペーン(?)ですが、 ご好評につき(品切れともいう)、Cafe Tasseのプレゼントは終了いたしました。 (期待していた皆さま、ごめんなさい〜) 明日以降のプレゼントは、こちらのムーミンチョコレートに変更となります。 こちらもまた、とってもかわいいので、ぜひお持ち帰りになってくださいね。 年内のレッスンも、残すところあと2回となりました。 今年も元気に通ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。 皆さまの「おいしい」の声に支えていただき、今年もたくさんの収穫がありました。 新しい年も、皆さまのテーブルに、たくさんのおいしいをお届けできるようがんばります。 どうぞ、よいお年をお迎えくださいね。 (ブログは、もう1回くらいアップできるかな...笑)
by ystable
| 2013-12-26 17:11
| お料理教室
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