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![]() 前回にひきつづき、12/7のフォトレッスンにご参加の皆さまのお写真の講評です。 今回は“アングル”が大きなテーマになっていたのですが、 寄ってみたり、引いてみたり、高い位置から、低い位置から...と、 自分のからだを動かすことで、見え方も変わってきますよね。 私も普段、お料理撮影をするときは、かならず縦位置と横位置、そして、斜俯瞰と真俯瞰 ...というように、アングルちがいで撮るように心がけているのですが、 こうして皆さまの素敵なお写真の数々をながめていても、 少しのちがいが、まったく別の世界感を生み出すなぁ...と実感しています。 それでは、さっそく残りの4名様のお写真をご紹介させていただきますね。 それぞれ、いちばん上に掲載されているお写真をベストショットとさせていただきました。 お名前はすべてイニシャルで、苗字、お名前...の順で表記しています。 また、あわせてご使用のカメラとレンズ、設定を書き添えてあります。 ---------------------------------------------------------------------------------------------- S・A 様 Canon EOS Kiss ×4+35mm ![]() 背景に大きくツリーを配置することで、 右下のヘクセンハウスが小さく、可愛く見え、独特の世界に。 手前のヘクセンハウスが、空間のあいている方向に向いていることで、 大きな広がりを感じさせますね。 人や花を撮る場合も同様に、目線の先に空間を作ることがコツです。 ふんわりと、イルミネーションの灯りやオーナメントが見えて アングルを工夫したことが、とても活きています。 絞りの値を調整することで、オーナメントの形も、写り方が変わるので そのあたりも、今後は意識してみられるとよいでしょう。 モチーフの形がもう少しわかるくらいでもよいかもしれません。 ![]() (左) さりげなく、テーブルの上の小物までも雰囲気よくおさめましたね。 逆光によるガラスの反射は、このような写真ではとても印象的に映えます。 また、可愛い柄のペーパーが画面の多くを占めるので、背景のよさもあります。 どこを撮っても絵になるように、きめこまやかにセッティングしてくれた美穂さんには いつも感謝ですね。(←すみません、恐縮です。原文のまま掲載しています...) (右) 縦の構図は、このように効果的にマグカップなどが入ることで、 奥行きの広がりがでてよいですね。 ![]() 画面いっぱいにオーナメントを写しこみ、 窓からの逆光に向かって、露出も上手に調整されています。 光の中に溶け込むように写っていることで、雪のようにも見えてきますね。 ---------------------------------------------------------------------------------------------- C・S 様 Nikon 1 J1 + 10〜30mm ![]() 逆光での状況のなか、露出の調整がよくできています。 逃せないこの一瞬を、ピントもよく合わせ、1/15秒をブレずによく撮れています。 アングルが低いと、こちらのお写真のように、被写体のむこうに奥行きができ、 背景がボけて、被写体がひきたちますね。 ほんの一部の光景ですが、写真で切り取ると、このように印象的な1枚となるので、 カメラを持つことによって、日常の中にも、素敵な一瞬を残せる場面がある... ということを知っていただけたら嬉しいです。 ![]() ツリーの緑の葉越しに、明るく、ふんわりと可愛い感じになりましたね。 ![]() 上から撮ることで、動きのある構図をうまくまとめましたね。 キャンディーの入り方もよいです。 ![]() あれも、これも入れて撮りたくなる被写体ですが、 どれを主役として写すか(=何に心が惹かれるか) を、しっかりとフレーミング することが大切です。大きく広がる枝をひきたてています。 ---------------------------------------------------------------------------------------------- M・M 様 Panasonic LUMIX GF3 + 14〜42mm ![]() ここのシーンは、配色も美しく、とても綺麗にまとまっているスタイリングのテーブル。 ガラスに入ったオーナメントクッキー、キャンドルの高さと炎の明るさ、 裾に煌めくイルミネーション、画面の構図を大きく左右するグリーティングカード...など、 撮影をするには、実は難易度の高い( ! ) 撮影ポイントを持ち合わせていました。 いかにカメラにおさめるか、また、なんと言っても、多くの方が苦心されていた ガラス越しのピント合わせでしたが、こちらはフクロウの目にぴったりピントが合い、 上手に切り取っています。全体的に、構図のとり方の良い写真が多かったです。 ![]() 手前のフクロウにピントを合わせ、横に広がりを上手にもたせて イルミネーションの灯りも、よい位置に入っています。 中央のダーラナホースは、ここでも動きを出して、画面を楽しく見せていますね。 ![]() 手前のテーブルの端のラインを入れるかどうかは、迷うところかと思いますが、 水平にカメラを構えたことで、逆に、木のぬくもりが活きてきましたね。 ![]() (←)こちらも構図がばっちりです。 イルミネーションの灯りにくわえて 窓から差し込んだ光も効果的に写し込み、 とてもあたたかみのある作品になりました。 ![]() (←)こちらも、一瞬のよいタイミングを 上手に掴みました。 ピント合わせもよいですね。 ---------------------------------------------------------------------------------------------- W・K 様 PENTAX K-X + 18〜55mm ![]() 1/15秒でギリギリ、ブレずに撮れていますが、他の写真をみると だいたいこの速度あたりがブレやすくなっていますので意識しましょう。 それよりも遅い速度の場合は、感度を上げて、安全にブレないように撮るとよいでしょう。 露出補正を+1にして、あたたかみのある明るい写真で、かつ アングルを低くしたことで、背景の赤いタータンチェックの美しさがひきたっています。 イルミネーションの灯りのボケ感もよい位置で、被写体をひきたてましたね。 ![]() 構図、露出ともに、とてもよいです。 1/8秒、しっかりカメラを支えましたね。とてもよい瞬間をおさめています。 ![]() かなり光が無い状態だったので、ISO4500...ここまでくると粒子も粗く ザラつき感(ノイズ)が出てしまいました。 ですが、こちらの被写体のシックな雰囲気には馴染んで見えるくらいで、 かえって、いい味わいが出ています。構図もよいですね。 一度プリントしてみると、このくらいの感度で、どのくらいのノイズが出ているのかも 実際に確認することができます。 ![]() (←) こちらは、キャンドルがひきたって 光に浮かぶような「NOEL」の文字が 美しく見えます。 ISO3200で、1/60秒とは 上手く調整できましたね。 ------------------------------------------------------------------------------------------------ 以上、12/7(土)にご参加いただきました7名様のお写真と 本田恭子先生からよせられました講評のご紹介でした。 “かわいいクリスマスのオーナメントクッキーをつくろう”と題した 12/7のフォトレッスンでは、クリスマスらしいお菓子のある風景や、 それを作る手元のお写真を中心に撮影していただきました。 全体的に、クリスマスらしい赤を基調としたお写真が多く こうして編集をしながら、ホリデーシーズンのあたたかな雰囲気を思い出すようでした。 ご自身の作品が掲載されて、 300枚近く、いえ、それ以上に撮られたお写真のなかから、 これが選考されたんだ...というのも、興味深い部分だったかと思います。 本田先生からよせられた、丁寧なアドバイスをもとに これからのフォトライフを、ますますお愉しみいただけたら嬉しいです。 次回、12/8(日)のご参加者さまのお写真と講評へつづきます。 こちらもどうぞお愉しみにしていてくださいね。
by ystable
| 2014-01-05 20:33
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