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昨年、12月7日(土)・8日(日)の2日間にわたり開催されました prends ma photoの本田恭子先生をお迎えしてのスペシャルコラボレッスン、 クリスマス特別フォトレッスンにご参加いただきました皆さま、 あらためまして、どうもありがとうございました! いよいよ、こちらの記事が講評の最終回となります。 8日にご参加いただきました後半の皆さま、お待たせいたしました。 毎回、フォトレッスンではスタイリングを担当させていただきましたが、 「撮りたい! 」と思わせる絵づくりを心がけ、 素敵な被写体を作り、撮影を楽しんでいただきたいと思う一方で、 今回のように「ものづくり」をしている、刻々と変わってゆく自然な情景を 貴重な一瞬をとらえて切りとる...という撮影もまた、面白かったのではないでしょうか。 作品のご紹介と講評の最後には、本田恭子先生から届いておりますメッセージも 掲載させていただきますので、どうぞ最後までお愉しみください。 それでは、12/8(日)にご参加いただきました、後半3名様の作品のご紹介です。 お名前はすべてイニシャルで、苗字、お名前...の順で表記してあります。 それぞれ、いちばん最初にご紹介している写真をベストショットさせていただきました。 ご使用のカメラと、レンズ、カメラの設定についても書き添えてありますので、 今後の撮影でのご参考にしていただけたら幸いです。 ------------------------------------------------------------------------------------------------ S・Y 様 Canon EOS Kiss ×4 +60mm 手に持つリースを、縦の構図でフレームいっぱいにおさめているところがよく、 全部入り切っていないところも、あえて狙ったのかどうか...? ですが、この場合はリースに迫力が出て、いい感じです。 お持ちの単焦点レンズは、60mmなので、全体に少し引きが必要になったと思いますが、 逆に、アップめの印象的な写真が撮りやすかったのでは。 周りの様子も入れて撮りたい場合は、ズームレンズへの付け替え操作にも慣れて、 上手に両方を使いこなせるようになるとよいでしょう。 手作りのシーンに欠かせないお道具も、このようにさりげなく画面に入れて撮ることで 臨場感がうまれ、いい写真となりました。 背景の入れ方もよく、チェアーの上にさりげなく置かれた...という印象。 アンダー気味で、深みのあるトーンが美しいです。 ホワイトバランスの調整により、このような色味にも表現してみたり。 透明感のある雪の風景がイメージできますね。 ------------------------------------------------------------------------------------------------ S・T 様 Canon EOS Kiss ×3 +30mm お持ちのレンズには、だいぶ慣れているようなので、 全体を通して、画面へのおさめ方も安定しています。 開放値(Fが最大の小さい数値)の場合は、ボケが大きい分、ピント合わせをシビアにしないと ピントのズレも大きく見えるものですが、こちらの写真もF1.4の絞り値にして、 ピントも合わせたいところにしっかりときていますね。 長いキャンドルも、まっすぐと綺麗に入っていて、 被写体に合わせて、アングルを考えながら向き合っている様子がうかがえます。 主役をしっかりと決めているところがよいですね。 テーブル全体を、上手にフレーミングしています。 こちらも開放値にて、しっかりとピントがヘクセンハウスにきています。 (上) リースの一部分を上手に切り取って...。 冬の手作りを楽しむ、あたたかな時間を 感じます。 (下) リース作りの途中でのショット。 素材となるひと枝が、とても印象的。 背景のフランスの新聞も、さりげなく 素敵に写っていますね。 トナカイ越しの、こちらのアングル。 木の実で飾られたリースの表情が、いっそう可愛く見えますね。 ------------------------------------------------------------------------------------------------ M・M 様 Panasonic LUMIX GF3 +14〜42mm ズームレンズの広角側(14mm)を使用していることで、リースの手前が大きく写り、 迫力が出ていますね。作りかけの手前のモチーフにピントを合わせ、奥行き感が出ています。 製作途中の写真としても、とてもわかりやすく、雰囲気もある写真です。 あえて、周りに無造作におかれた枝が隅に見えていることで、手作りの風景のワンシーンを 上手にまとめることに成功しています。 お料理写真では、あまり広角側は使わないかと思いますが、このような使い方をすることで ズームレンズは表現の幅を広げてくれます。 広角側、標準側など、写り具合の違いを楽しみましょう。 出来上がったばかりのリースを真俯瞰で撮影。 テーブルの上におかれたリースとは雰囲気が変わり、シックな色の薄紙に包まれて ボックスにおさめられたリースは、大人っぽく完成されていますね。 露出も、雰囲気にあわせてマイナス側に調整。 このようなときに、光ったもの(ここではベル)が、アクセントにとてもよく効いています。 構図をきれいにまとめています。 キャンドルの炎がいい位置できらめいていますね。1/40秒でブレずに上手に撮れました。 グリーティングカードの紙の質感が、手に取るように感じられるこの写真は 光の向きが逆光だから。スタイリングの一部分を、上手にねらいましたね。 ------------------------------------------------------------------------------------------------ 以上、8日にご参加の3名様の作品と、講評をご紹介しました。 クリスマス特別フォトレッスンは、本当にたくさんのご希望者様がいらして、 感謝の気持ちと、また、すべての皆様をご案内できずに申し訳ない気持ちが入り混じるなか、 ご参加いただきました皆様とご一緒に過ごせた2日間は、とても貴重な時間となりました。 どうもありがとうございました。 それではここで、本田恭子先生から頂戴しておりますメッセージをご紹介します。 今回は、一眼レフ、ミラーレスのカメラをお持ちの方々にご参加いただきました。 表現力をもつカメラをお持ちになりながら、それまでオートフォーカスの機能を カメラにまかせて設定されていた方が多かったことに気づき、そこをまず設定し直し、 自由自在に、好きなところにピントを合わせる楽しさを知っていただきました。 絞りの設定による、ボケ感の豊かさ。露出補正やホワイトバランスなどの調整により、 「表現すること」を、さまざまな被写体を通して、 楽しんでいただけたのではないでしょうか。 写真は、まずは撮りたいものがあってこそ...のものだと思います。 「かわいい!」 「すてき!」 「おいしそう!」 ...など、何か心に響くことを形に残したいと思う気持ちが、シャッターを切ることに繋がり 表現力を高め、また技術も向上していくものだと思います。 おいしいお料理、テーブルのうえの可愛いケーキ、ツリーのオーナメント、 食器や小物...すべてが、素敵なスタイリングにより、レッスンのために用意されていて、 それらを自分のカメラにおさめることができる体験というのは、 なかなか、他ではできることではないと思います。 Y's Table.さんのおかげで、講師を務めました私自身も、 単にハード面のカメラ操作だけではなく、魅力的な被写体の数々を 参加された方々と共有しながら、より感覚的な部分をお伝えすることができました。 よし子先生、美穂さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 ...以上です。 本田先生、私たちからも、たくさんの「ありがとう」の気持ちを贈ります。 まずは、2年間のフォトレッスン、本当にお疲れさまでした。 今後、また新たなスタイルで、先生とご一緒できる機会が持てましたら嬉しいです。 そして、ご参加いただきましたたくさんの皆様、本当にありがとうございました。 (miho)
by ystable
| 2014-01-07 23:16
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