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全国的に梅雨も明けて、夏真っ盛り。 いよいよ、カレーの季節の到来です。 Y's Table.では今夏、実に2年ぶりにインドカレーの特別レッスンを開催です。 かねてより大人気のこちらの講座ですが、初めての方からは特にご好評いただき、 急遽2コース受講される方も多く、おかげさまで盛況です。 どうもありがとうございます。 この夏は、皆様の食卓でも、本格インドカレーをかこんで ご家族、お友達などとご一緒に、愉しく汗をかく機会がたくさんありますように...! 今回は、そんなインドカレーの特別レッスン、Aコースのご紹介です。 インドカレーの、そしてスパイスの基本がぎゅぎゅっ、と凝縮されたAコースは、 これさえ覚えれば、という、濃厚かつ充実した内容。 レッスンでは、インド料理の専門店でも味わえないような 記憶に残るような豪華なランチを味わっていただきたくて、 銀色に輝くターリーやカトリ、カダイを幾つもつかって、本格スタイリング。 きっと、これだけでも大満足いただけたことと思います。 ...こちらのターリー。実は、インド料理店の方から譲っていただいたもので、 とっても本格仕様なのです。実物はかなり迫力があります。 そうそう。 レッスンがスタートする前に、こちらのブログやHPで、 スパイスセットの販売についてのおしらせをさせていただきました。 限定数とはいえ、例年よりも多めにご用意をさせていただいていたのですが、 本当に、予想を大幅に上回る勢いで完売してしまいました。ごめんなさい...。 「もう、こんなところでこっそり予約とって」 ...などと、お叱りの声もいただきましたが、(こっそりって! 笑) いやいや、こっそりだなんて滅相もないです、奥さまっ。 わりと、堂々と、それなりに目立つように告知していたんですのよー。笑 ...まぁ、そんなことはさておき。 できることならスパイスを揃えて、ご自宅でもおいしいカレーを作っていただきたく、 スパイスのみ再入荷をして、在庫と時間をみながら ご予約外の追加分を、わずかにご用意していたのですが、 タイミングがあわず、それも手に入らなかった...という方は、本当にごめんなさい。 それでも、早々に限定パッケージを手に入れて下さった皆様からは、 「これを使って、さっそくおいしいカレーを作りました」というものから、 「パッケージが可愛過ぎて使えません、飾っておきたい...」というものまで、 続々と、さまざまな嬉しいメールが届いております。ありがとうございます。 前置きだけで終わってしまいそうなので、そろそろ本題に入りたいと思います。 それでは、7月の特別レッスンAコースの様子をご紹介します。 ------------------------------------------------------------------------------- 「週末は、おうちでインド食堂」 ・本格インド式チキンカレー ・カチュンバ(インドの野菜サラダ) ・サモサ ・タンドリー・チキン ・チャパティ(インドの薄焼きパン) ・マンゴームース ------------------------------------------------------------------------------- まずは“カチュンバ”と呼ばれるインドのサラダから。 インドでは、オイルをつかったドレッシングは使わず、 生野菜を、とてもシンプルにいただきます。 一見、なんの変哲もなさそうですが、味の組み合わせはインドです。 あらかじめ作っておいて、冷蔵庫に入れておくと ひんやりと、夏らしい前菜としてもいただけるサラダです。 つづいてこちらは、夏のビールのおともにもぴったりな、 インド式餃子の“サモサ”です。 フィリングだけでもおいしくて、三角形に包む作業も愉しくて、 ついつい、もうひとつ...と手がのびるお料理です。 お弁当のおかずにもおすすめです。 ターリー皿にのせるための、さまざまなインド料理を作るあいだにも、 インドカレーの基盤となる玉ねぎのベースを作ったり、 鶏肉を漬け込んだり...と、大忙しのキッチン。 黒に近いほどの飴色に炒めた玉ねぎのベースに、 スパイスやお肉などの材料を順番に入れはじめると、 もうそれだけで、本格インドカレーの香りが立ち上ってきます。 チキンカレーは、作り立ての若いものより、 1日置いたもののほうが、さらにじっくりと味が馴染み、濃厚になるため レッスンでは、あらかじめ前夜に作っておいたカレーとともに 時間ちがいの2種類のチキンカレーを味わっていただきました。 スパイスの使い方がわかってくると、さらに愉しく、 自分だけの匙加減で調合することが可能です。 オリジナルのおいしい味を探していただけたら嬉しく思います。 きょうのカレーは、白米、ターメリックで炊き上げたインディカ米、 そして“チャパティ”と呼ばれるインドの薄焼きパンにつけていただきます。 おなじみのナンは、マハラジャのBコースで手作りしていただくことにして、 もう少し庶民的なチャパティを、生地から手作りしました。 直火で、ぷう、と膨れる様子をながめながら、 素手で生地を回転させていく作業は、...けっこうコワいです。笑 でも、この焦げ目がいいですよね。インド的なシズル感たっぷりです。 そして、噛めば噛むほどに味わい深い、素朴な風味もまた、 これはこれで、ナンにはないおいしさがあるのではないでしょうか。 そして、ターリーにはかならずのっていてほしい 主役級のインド料理がこちら“タンドゥリーチキン”です。 じっくりと味の沁みたお肉は、本当にジューシーで、 そしてダイナミック! ターリーにのせるときも、所狭しとがっつり盛りつけていくのが バランスよく、カッコいいのでは...と、個人的には思っています。 ターリーに、すかすかと余白があり過ぎるのは、ちょっと寂しい...。 ここに、マンゴームースとラッシーがついて、 さらに、パパドゥと呼ばれるインドのスナックを添えて、完成です。 大きなターリーには、これまた大きなバナナの葉を敷いて 豪華な、おうち印度食堂のランチをご堪能いただきました。 ...どれから食べようか、目うつりしてしまいますね。 それでも、夢中になって黙々とたいらげてしまうのも、インドカレーの特徴です。 そして、ことしもY's table.からの小さなプレゼント。 食後のお口直しに、ゾウさんのかたちのマサラチャイクッキーをご用意しています。 スパイスのきいたこちらのクッキー、大人味でとてもおいしいのです。 濃く煮出したチャイと一緒にいただきたいクッキーです。 ことしのカレーレッスン、いかがでしたでしょうか。 とりわけAコースは、覚えておいて損のないメニューばかりを揃えた充実の内容で、 とっておきの王道レシピでもあります。 次回は、また2年後になってしまうでしょうか...。 駆け込みでの受講も、まだ若干数お席が残っておりますので、 お気軽にお問い合わせくださいね。 次回はBコースのご紹介です。こちらもお愉しみにしていてくださいね。 どうもありがとうございました!
by ystable
| 2014-07-30 16:28
| お料理教室
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