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ことしの桜前線も、少しずつ北上し いよいよお花見シーズンがはじまりますね。 お教室では、ひと足おさきに、おうちでお花見気分を味わえるような 華やかな春和食の数々で、春爛漫なテーブルをお愉しみいただいています。 日本人の心を魅了してやまない桜の花を、五感で味わっていただきながら、 ことしの春の、この一瞬を記憶に刻んでいただけたら嬉しく思っています。 毎年、この季節のテーブルは淡いピンク色のリネンをつかうことが多いのですが、 ことしの春は華やかに、こっくりと濃いピンク使いで 儚げな桜の花びらが、よりいっそう惹きたつように...。 まだまだ、木々の蕾がかたい頃からはじまったこちらのレッスン。 レッスンごとに、さまざまな桜の枝を用意して、 テーブルいっぱいに広がるように大胆に投げ入れてみました。 啓翁桜や東海桜、吉野桜に陽光などなど... 桜の種類もそれぞれで、そのたびにテーブルの雰囲気も少しずつ変わります。 桜の季節のレッスンということで、 お待ちのあいだも、優雅に桜湯でひと息入れていただきました。 ガラスのポットのなかで、桜の花がふんわりとひらき、 水中を漂いながら舞う様子は、いつまでもながめていたいほどの美しさです。 ...さて、それではさっそく、 春ごはんの会、第一回の様子をちらりとご紹介していきたいと思います。 ------------------------------------------------------------------------------------ 春ごはんの会 第一回「はんなりと、和食で味わい尽くす春」 ・春野菜の蒸し鮨 ・白身魚と菜花のお刺身サラダ、春の野仕立てで ・牛肉の胡麻出汁しゃぶしゃぶと、春野菜の小さなお鍋 ・明太子とチーズの出汁巻き卵 ・椎茸の蕗味噌肉詰め ・筍と鶏肉の山椒風味の煮物 ・抹茶の浮島、桜の風味を添えて ------------------------------------------------------------------------------------ これを味わうと、しみじみ春だなと感じる食材のひとつが、筍。 こちらを、鶏肉と一緒にやわらかく炊いて、 ちょっぴり大人な山椒風味でいただきます。 春の、普段の食卓ならば、深めの鉢などに盛りつけてテーブルの真ん中に。 今回は、長皿にちょこん、ちょこんと、こぢんまり盛りつけて前菜の盛り合わせに。 それはまた後ほど...。 さて、そんな長皿盛り合わせの献立のもうひとつが、こちら。 “椎茸の蕗味噌肉詰め”です。 肉厚の椎茸に、蕗の薹のほろ苦さと香りが春らしい肉味噌を詰めて 香ばしく焼きあげました。 ころんとしたルックスも、どこか可愛らしく...。 そして、行楽弁当の献立としても欠かせないのが出汁巻き卵。 今回は“明太子とチーズの出汁巻き卵”として、 あつあつを頬張ると、とろりとクリーミーなチーズと、そして ぴりりとした明太子の辛味、すっきりとした大葉の風味などが相まって 贅沢な厚焼き卵となりました。 仕上げに、じゅっと焼き印を押すことで、さらに愛らしく、 盛りつけたときも、遊び心溢れるアクセントとなりました。 ...そんな三品を、長い和皿にこんなふうに盛りつけて。 ひとつひとつはいたって簡単なのに、 手のこんだ、おもてなし色を感じられるひと皿に仕上がりました。 こんなひと皿をアテに、テーブルで花見酒...などというのも風流で素敵です。 つづいては、春を存分に感じられる贅沢なサラダ “白身魚と菜花のお刺身サラダ、春の野仕立てで”のご紹介です。 グリーン野菜はあくまでも繊細に、菜花や木の芽をおりまぜながら、 真鯛のピンク色が、葉かげからちらりと覗き見えるように しっとりと、粋な盛りつけを心がけて。 こちらのドレッシングが、たいへんに好評でした。 そして、ご飯ものとして“春野菜の蒸し鮨”を。 籠盛りにした桜風味のすし飯と、春の野を感じられる野菜や山菜の数々は 色どりも美しく、蒸し上がった香りも春らしく...。 こちらもまた、手作りの木の板に葉ランとともにのせて 料亭風のおもてなしスタイルに。笑 ...そして、こちら。 お教室はじまって以来、初めてと言ってもよいほどの 本格的なお鍋料理をご紹介です。 ざっくりと盛ってしまいがちなお鍋用の食材ですが、 テーブルの雰囲気にあわせて、籠盛りなどにすることで、 目にも美しく、春の野を感じられる盛りつけに。食欲もそそられます...。 今回のお鍋は、贅沢にも1〜2名様でひとつ。 紙鍋をつかった“牛肉の胡麻出汁しゃぶしゃぶと、春野菜の小さなお鍋”です。 ほんのちょっぴり、ぴりりと辛味のきいた胡麻出汁が絶品すぎて(笑)、 もちろんタレなどいらず、お鍋の概念を覆されるかもしれません。 あまり鍋料理はお好きではないという方も、これならご満足いただけそうです。 うるいに春菊、セリにクレソン、菜花にこごみなどなど...、 春野菜や野のものが、お肉と一緒に色どりよく お鍋に投入された様子も素敵です。 春特有のほろ苦な味わいと、胡麻の風味の相性は絶妙です。 ...とっても贅沢な春和食、いかがでしょうか。 お鍋ということもあって、いつも以上にお喋りもはずみ、 ご参加くださった皆様が愉しくお食事されている様子をながめているのも また嬉しく、幸せでした。 でも、もちろんこれだけではないのです。 お食事のあとには、桜の季節にぴったりな和スイーツ、 “抹茶の浮島、桜の風味を添えて”のご紹介です。 新緑の、青々としたグリーンとは異なる、 春の若草色をイメージした、淡いグリーンの抹茶の浮島に、 食感も愉しく、大納言あずきをプラスして、ほろほろと。 さらに春らしく、乙女心をくすぐるような桜色のアイシングで この季節ならではの色合わせをお愉しみいただける和スイーツに仕上がりました。 カットした断面が、なんとも儚げで美しく...。 こちらは、桜の紅茶とともにお召し上がりいただきます。 「はんなりと、和食で味わい尽くす春」と題してお届けしました 春ごはんの会はいかがでしたでしょうか。 今回は、1コースのみの開催でしたが、贅を尽くした盛りだくさんの内容で、 さまざまに桜の春を満喫していただけたのではないでしょうか。 最終日を迎える頃には、あちらこちらの桜の木々が満開となるのかもしれません。 こうして季節のうつろいを感じながら、旬のものを美味しくいただくことは幸せです。 Y's Table.の春ごはんの会は、第二回へと続きます。 次回は、新緑の頃をイメージしたテーブルで、 ふたたび、たくさんの方々とお会いできますことを愉しみにしています。 そして、これからご参加の皆様も、どうぞお愉しみにしていてくださいね。 なお、今後の体験レッスンをご希望の方は、 こちらのブログの非公開コメントから、またはHPよりメールにてご連絡ください。 その際、件名とお電話番号をお忘れなくご記載いただけますようお願い申し上げます。 なお、携帯メールの方は、PCからのメールを受信できるよう設定をしてください。 どうぞよろしくお願いします。 ・
by ystable
| 2016-03-29 16:42
| お料理教室
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Comments(2)
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