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私が、お料理というものに興味を持ちはじめたのは、同時に、フランスへのあこがれだったのかもしれません。 その頃、ちょうど雑貨ブームも相まって、お洒落な雑貨屋さんでは、フランスの業務用のガラス食器や、シンプルな白いプレート、赤いラインの入ったリネンや、ギンガムチェックのクロス、ル・クルーゼのお鍋など...、フランスのビストロを彷彿とさせるような商品が、素敵にディスプレイされ、ひとつひとつ買い集めていくとともに、そんなキッチンまわりのものたちが似合うライフスタイル、食生活に関心を持ちはじめていったような気がします。 フランス料理の基本、のような本を買うと、かならずといっていいほど掲載されているレシピのひとつに「サラド・ニソワーズ」がありました。ニース風サラダですね。 プレートのうえに、葉野菜と黒オリーブ、アンチョビー、ゆでたまご、茹でたジャガイモ、ツナ、インゲンが、無造作にのっている...という、シンプルなサラダなのですが、サラド・ニソワーズというフランス語の響きにあこがれて、本場ニースでこのサラダを食べたいと、ずっと夢見ていました。 ニースにあこがれるようになって、しばらくたった頃。南仏に行く機会に恵まれ、はじめて本場のニース風サラダを味わうことができました。 「ニースに来たなら、ニース風サラダを食べなくちゃね」 などと、同行した仲間にふれてまわり、レストランでは誰もがニース風サラダを、迷うことなくオーダーしたのですが、目の前に出てきたそれは、フランス料理の本に出ていた美しいサラダとは程遠い、なんの変哲もない、無造作にもほどがあるサラダでした。 その後、何度かパリや南仏を訪れる機会があったものの、ニース風サラダというものは、どこでも定番のサラダとして、メニューに存在し、そして、どこでいただいても、たいてい、飾りけのないサラダだったと記憶しています。 それでも、サラド・ニソワーズという言葉の響きには、地中海のターコイズブルーと、ソレイアードのテーブルクロスの鮮やかな色を、不思議と、鮮明に思い出させる魅力があり、いまもキュンとしてしまうのです。 フランスかぶれの20歳代を過ぎて、もうずいぶんとたってしまいました。 そのときどきで、パリっぽい雰囲気がよかったり、フレンチカントリーがよかったり、はたまたフランスから少し離れて北欧のテイストが気になったり...と、あれこれと目移りはするものの、お料理を愉しむことや、魅せる盛りつけをかんがえることの原点は、ここなのかもしれないなぁ...、などと、ふとかんがえながら、しみじみ味わった日曜日のブランチでした。(miho) ※ニース風サラダは、次回のお料理教室でご紹介予定です。どうぞお愉しみに! #
by ystable
| 2010-05-31 00:21
| おいしいものもの
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最近ハマってます。 私の夫は、無類のラーメン好き。 おいしいと評判のラーメン店のラーメンはもちろんのことですが、家でつくるインスタントラーメンはもっと好きだという、変わり者です。 「おひる、何食べたい?」 と聞くと、決まって 「ラーメン!」 というこたえが返ってきます。 いくら好きだとはいえ、インスタントラーメンばっかり...というのは、からだによくないなぁ、と思うので、なるべく野菜をたくさん入れるように気をつけています。 だけど、シンプルなラーメンって、実においしいですよね。 無性に食べたくなることがあります。そんなとき、矢野顕子の「ラーメンたべたい」が、あたまのなかでグルグルとリピートし続けるのです。 数あるインスタントラーメンのなかでも、私たち夫婦がもっとも気に入っていたのは、サッポロ一番の塩ラーメンでした。さっぱりしていておいしいですよね。そして、あの切り胡麻がまたいいのです(笑) でも最近は、もっぱら、これです。 マルちゃんの、「昔ながらの中華そば 鶏ガラ醤油」 たとえば、古きよき昭和の、海の家で食べるようなラーメンというのか、昔を思い出す、懐かしい醤油味なのです。 このラーメンは、あえてシンプルに、たまごとネギと、支那竹と、...そうそう、海苔を1枚ぺろんとのせて、つるつると食べたい気分です。こんなB級なものも、大好きな我が家です。(yoshiko) #
by ystable
| 2010-05-30 23:23
| おいしいものもの
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今月のお料理教室は、カレーざんまいでした。 いずれのコースとも、メインがカレー。そんなわけで、キッチンはいつも、スパイスの香りでみちていました。 今月のコースは全部で3種類。Aコースはインスタントのルウをつかって作るポークカレー、Bコースは本格インド風チキンカレー、Cコースはココナッツ風味のエビのカレーです。 きょうは、その中でBコースとCコースのインド風カレーをご紹介しますね。(Aコースのポークカレーは、昔懐かし、お母さんがつくってくれた日本のカレーのイメージなのですが、こちらは、カレーのとも、らっきょうが漬けあがったところで、またあらためてご紹介するとして...) カレーにつかうスパイスは、あの独特の香りに、思わず顔をしかめたくなるものもあるようですが、そのひとつひとつに、カレーをよりいっそうおいしくしてくれるための役割と風味、そして、漢方としての効能があると思うと、慣れてくるにつれ、病みつきになるから不思議です。 こちらは、もうかれこれ25年愛用しているスパイスボックスです。レヌ・アロラさんのアシスタント時代に購入しました。これがひとつキッチンにあると、本格的な感じがしますね。蓋をあけたときにフワ~ンとたちのぼるスパイスの香りが、いまとなってはもうたまりません。 カレーといえば、スパイス。そして、玉ねぎですね。玉ねぎをみじん切りにして、飴色になるまで、根気よく炒めることが、まず基本です。 毎度のことですが、 「このくらいになるまで炒めてね」 と、フライパンのうえで炒まって、しんなりと、香ばしいまでの飴色になった玉ねぎを、生徒さんにお見せすると、きまって、 「えぇ~っ!」 と、とたんに脱力されてしまいます。 玉ねぎは、みじん切りをするのも、目が痛くなって大変。さらにじっくり炒めること、1時間。これもひと苦労。 そして、あれだけあったみじん切りが、飴色になる頃には、ほんのひと握りくらいの量になってしまうのも、なんだか切ない気持になるものです。 でも、そのわずかな玉ねぎが、おおいに威力を発揮してくれるのですね。ローマは1日にして成らず。おいしいカレーをいただくために、ここはひとつがんばりましょう。 出鼻をくじかれるようなことを言ってしまいましたが、それに余りあるカレーが必ずできるのでご安心を。ちなみに、玉ねぎは、時間のあるときに多めに炒めて、ジップロックなどの袋に入れて密封し、冷凍保存しておくと、カレーを作りたいと思ったときにすぐに作りはじめることができるので便利です。 さてさて、こちらはBコースのチキンカレーです。飴色に炒めた玉ねぎに、ホールのスパイスをくわえて炒めます。さらに、パウダーのスパイスもくわえて、よく炒めます。この行程、なんだか、魔法使いが不思議なスープでも作っているような雰囲気があります。独特の、スパイスの香りがたちこめると、生徒さんからも 「このスパイス、草みたい(笑)」 「自分のキッチンで、こんなことをしてたら、なんだか料理がうまくなった気分!」 と、さきほどの玉ねぎのときの、下がり気味だったテンションもどこへやら、一気に気分が盛り上がってくれたようです。ここへ、下味をつけた鶏肉とトマトがくわわると、ぐっとおいしそうな本格チキンカレーの様相になってきました。 チキンカレーができあがる頃には、すっかりカレー作りに魅了された様子の生徒さんたち。 他のコースのカレーも気になって気になって、仕方ないようでした。 そう、Cコースの“ココナッツ風味のエビのカレー”も絶品なのです。 こちらが、エビのカレーです。一見、何の変哲も無く見えるのですが、エビの旨みと、ココナッツミルクのまろやかさがあわさって、コクのある、玄人っぽい深みのある味わいなのです。 「インドカレーの専門店で食べる、バターチキンのような味ですね」 と、ひとくちお味見をした生徒さんが、目をくるっとさせて、驚いたような表情をみせてくれました。 そうそう、そんな感じなのです。 でも実際は、バターも生クリームもいっさい使っていないので、何をつかって作っているの?と、不思議に思われるかもしれません。 こちらのカレーは、チキンカレーにくらべると、辛さもなく、本当にまろやか。 インドというより、インドにいながらにしてヨーロッパ...のような、どことなく洗練された雰囲気です。(あくまでも、イメージですので、あしからず) こちらのカレーには、ターメリックライスにインド風の野菜とラムのバーベキューを添えて、愉しいワンプレートにしてみました。お皿はがらりと雰囲気を変えて、ブラックパラティッシをつかってみました。カレーがちょっぴりおめかしをして、おもてなしの雰囲気ですね。 どちらのカレーがお好みかな。 おいしいカレーで空想インド旅行、お愉しみいただけましたでしょうか...。 #
by ystable
| 2010-05-29 20:32
| お料理教室
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ときおり、ひんやりと心地のよい風の吹く昼下がり、熱いチャイをいれてひと息いれることにしました。 ほんのり甘くて、スパイシーなチャイは、スパイスを茶葉とともに煮出しているときから、いい香り。キッチンが、スパイスの香りにつつまれて、それだけでなんだか癒されます。 私が、チャイをいれるときにつかうスパイスは3種類。 シナモンと、カルダモン、クローブです。ここに、お好みでジンジャーをくわえてもよいと思います。私はすべて、ホールのスパイスをつかっていますが、もちろんパウダーでもかまいません。 ただ、ホールのスパイスを、時間をかけて丁寧に、じっくりと煮出していく過程が好きです。じんわりと、風味が抽出されて、やわらかい、まろやかなチャイができるような...、そんな気がしませんか。気分の問題かな。 マサラチャイ(インド式ミルクティー)のつくりかた 材料: 2人分 紅茶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1 カルダモン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2粒 クローブ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5粒 シナモンスティック・・・・・・・・・・・・・5cmくらいのものを1本 牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2カップ 水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1カップ ※紅茶は、茶葉のこまかいものをつかいます。私はトワイニングのイングリッシュ・ブレックファスト(赤缶)をつかっています。 つくりかた 1. 小鍋に茶葉とスパイス、水1カップを入れて、茶葉の色とスパイスの香りが出るまで、中火でじゅうぶんに煮立てる。 2. 1に牛乳をくわえて、ふきこぼれないように気をつけながら弱火で煮る。...私は、低脂肪ミルクでカスタマイズしております。 3. 茶漉しで、カップまたはポットにうつす。 チャイが入りました。部屋は、スパイスの香りにみちています。 気分を出したくて、きょうはテーブルに、厚手のインド綿のクロスをかけて、中華街で購入したゾウの香立てにインセンススティックをさして、BGMもインドミュージック。なんともエキゾチックです。私、インドカレー屋さんで流れているようなインド音楽、実は大好きなのです。 インド風のテーブルセッティングで、チャイなんて飲んでまったりとしていると、要らぬ妄想が頭を過ぎります。 インドスタイルのカフェで、ランチタイムにはカレーとナンの定食や、タンドリーチキンの定食など、2種類くらいのランチプレートがあって、...そうそう、カレーにはナンか玄米ごはんのいずれかがえらべるの。そしてデザートにはマンゴームース、食後のお飲み物にチャイがついて1000円くらい。お昼以降は、お茶とスィーツと、アラカルトのカレーや、ちょっとしたインド風のお惣菜などがいただけるような、そんな感じのこぢんまりとしたカフェなんて、いいなぁ...なんて。 そんなことを、ただアタマのなかだけで妄想しているのは、ほんとうに愉しい。 ...お店の切り盛りをしていくのは、もういいかな、って感じなのですが、それでも「食」にまつわることをかんがえている時間は愉しくて、そんなとき、やっぱり自分は「食べる」ということ、それも、いい雰囲気のなかでおいしく「食べる」ことが好きなのだ、と実感するのです。 カレーのための玉ねぎ15個分のみじんぎりを、大鍋と大きな木べらで、うんせうんせと炒めていた頃のことを思うと、愉しいと実感するよりも、大変なことのほうが多かったなぁ...と、懐かしく、目を細めてみたりして。 ふふ、誰かやらないかな、インド風カフェ。 そんなわけで、我が家の妄想インドカフェ「ガネーシャ亭」。(←このネーミングはどうかと思うよね)きょうのティータイムのメニューは、またまたフレンチトーストでした。インドな雰囲気のなかで、チャイとともにいただくフレンチトーストも、なかなかいけましたよ。 そうそう、それから追記。先日、お料理教室の生徒さんから、こちらをいただいたのです。インドの、マサラチャイミックスです。かんたんにチャイが入れられて、本格的なお味。スパイスで煮出してつくらなくても、ここまでおいしい...となると、かなりショックですが、本当においしいのです。ありがとうございました! (miho) #
by ystable
| 2010-05-28 23:41
| つくってみよう
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無造作に植えっぱなしで、きちんとした手入れもしないワイルドな我が家の庭ですが、春から初夏にかけてのこの季節は、さまざまな色の花が咲き、木々の緑も新鮮にあおあおとして、本当にきれいです。 今年は、この家を建てた年に植えたピンク色のバラの花が、ようやく花をたくさん咲かせてくれました。 ピンク色のバラの花を中心に、庭に咲いたピンク色の花々をいっしょに、無造作にガラス瓶にいけて、テーブルに飾りました。ピンク色の花が部屋にあると、それだけで華やぎますね。ながめていると、知らずとにっこりしてしまいます。 こちらは、庭の白いバラ。 花が大きめで、重たそうにしなって、首をもたげるようにして咲いているさまが、けなげでもあり...。 白い花は、白い花どうしで飾るのがすきで、白い芍薬の花と並べて飾ってみました。 うしろのほうに、すこしだけうつりこんでいる葉が、芍薬の葉です。 こちらが白い芍薬の花。大輪で、迫力美人さんですね。 幾重にもかさなる純白の花びらは、ウェディングドレスのようです。 ...そんなことをかんがえながら、花をながめていると、いくらでも時間を過ごせてしまうから不思議です。 庭で咲く花々を、すこしだけ切り花にして、お部屋でも愉しむことは、この季節ならではのささやかな贅沢。いい季節ですね。(miho) #
by ystable
| 2010-05-28 14:15
| 日々のこと
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